2025-01-23
アライナー矯正
マウスピース型矯正装置(インビザライン)や、クリアライナーなどの透明なプラスチックでできた矯正装置を一般的にアライナー矯正と呼びます。各種アライナー矯正は近年開発された商品ですが、手軽さから人気が急上昇した一方、従来のワイヤー矯正装置は、症例も豊富で安定した実績があります。もちろんどちらにもトラブルがありますが、アライナー矯正装置の方がワイヤー矯正装置に比べ実績が少ないため、トラブルも多発しがちです。
目立たないというのが大きな利点であるアライナー矯正ですが、あらゆる症例に対応できるわけでないことをご理解いただけなければなりません。アライナー矯正は、平行移動が苦手であり、難しい症例には対応できません。また治療がうまく進んでいる時は良いのですが、思うように歯が動かない場合は、再度歯型を取り直す必要もあります。ワイヤー矯正の場合は、歯科医師が判断し、調整が可能ですが、上記のようなリスクもあることを念頭に置く必要があります。
アライナー矯正装置の欠点
歯の移動量の少ない症例に限られる。
毎日長時間の装着が必須であり、使用状況によっては効果が大きく異なる。
年齢や骨格によっては適用できない場合がある。
アライナー矯正の利点
他人から見えにくい装置である。
装置の着脱が容易であり、食事や歯磨きがしやすい。
金属アレルギーがある方でも対応できる。
診療室での治療時間が比較的短い。
患者様のご希望をまずは矯正歯科医師にお伝えいただき、ご希望の矯正装置が可能かどうかは、精密検査を実施した後の診断となります。矯正治療についてのご相談は、吉川美南デンタルクリニックへお越しください。

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