歯のお痛みが無くても、気付かないうちに、歯からアラームが出ているかもしれません。例えば、歯肉が下がり始めている、歯石がついている、被せ物が欠けている、歯周ポケットが深くなっているなど。歯のお痛みがないと、歯科医院に行く事もないかもしれませんが、定期的にチェックすることは、虫歯や歯周病を予防し、ご自身の歯を長く使えることになります。パノラマレントゲン(お口全体のレントゲン)も1年に一回撮影しております。これは、歯槽骨と言われる歯を支えている骨に問題が無いか、前回と比較し、歯周病の進行具合を判断します。3~6ヵ月に1度は、歯科医師のチェックと歯科衛生士によるクリーニングを受診してください。
定期検診の手順例
こちらは一例になり、患者様の歯の状況により内容が変わります。
Step1 問診&お口全体のチェック
現在歯の気になる点がないか、お体のご様子などを伺いいます。プラークや歯石の付き具合、歯茎の炎症の有無(歯周ポケットの深さや出血の有無)などをチェックします。
Step2 アドバイス
現在の悪いところが無いかの報告と、歯みがきで磨けてない部分、歯みがきの仕方、間食の仕方などを指導します。
Step3 クリーニング
歯の表面のプラークだけでなく、歯周ポケットにたまった歯石やプラークを機械とペーストを使いながら徹底的にお掃除します。
Step4 歯科医師によるチェック
歯科衛生士からの報告を受け、お口の中のチェックを行い、治療の必要の有無と問題点について説明をします。