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歯並びが気になる

矯正治療のご相談は吉川美南デンタルクリニックへ

矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。

歯並びが悪くてずっと気になっていませんか?矯正治療の最大の目的は、咬み合わせの機能の改善・回復です。歯が噛み合ってなければ、食べ物を噛むことができず、消化器官に負担をかけます。また歯磨きする時も、歯ブラシがきちんと行き届かなく、結果虫歯、歯周病になりやすいというリスクを持っています。きれいな歯並びを得ることで、虫歯・歯周病のリスクなどのお口の健康を守り、結果おいしくお食事できることで、全身の健康にもつながります。また、歯並びを治すことで、顔つきや表情も変わることも珍しくありません。顎ラインが変化するので、お顔全体のバランスが整えられます。

矯正治療は子供の時だけ?

矯正治療は、歯槽骨がしっかりしていれば、50代、60代でも可能です。お子様の時の矯正治療と成人の矯正治療は原理が異なります。お子様は成長期ですので、その顎が動いている時に合わせて矯正していくので、早く矯正できる分、戻りやすいとも言えます。成人の場合は、すでに顎は固定されておりますので、若干時間(2~3年+保定期間)がかかるといえます。

矯正治療は、矯正装置をつけて終わり?

矯正装置は、歯を正しい位置に持っていくための装置です。歯並びが正常な位置に整った段階で、保定装置(リテーナー)と呼ばれる、歯が戻らないようにする装置を用いで、歯の戻りを防ぎます。

矯正医選び

矯正治療自体は、国家資格を持った歯科医師ならだれでもできます。医科の世界でも内科や外科、眼科、耳鼻科と別れていますよね。当院では、矯正歯科治療を専門に行う歯科医師が在籍しておりますので、安心してお任せください。

矯正治療は時間がかかります

矯正治療は、数年に渡り治療を行わなければなりません。長い治療期間だからこそ、歯科医師と相性も重要になります。治療方針や内容についても、是非比較していただき、歯科医院にて治療を行ってください。矯正治療における一般的な治療期間は約24~30か月、通院回数は約24~30回となっております。

 

矯正治療の流れ

STEP1 カウンセリング(30分)

矯正医師が、患者様のお悩みや、ご希望をお伺いし、問診内容時点での可能な治療法をご提案します。

STEP2 精密検査(検査費用¥48,400)(60分)

CTを取り、顎の骨などの状況を判断します。

STEP3 治療方針の決定(30分)

患者様にあった矯正装置の提案(永久歯の場合¥1,064,800~¥1,609,300)、治療期間の計画(永久歯の場合2~3年)をご説明します。

STEP4 契約及び、矯正装置の下準備(30分)

矯正装置をご検討いただき、治療をご希望される場合は、契約を行います。契約後は、矯正装置の型どりを行います。必要のない装置もございます。

STEP5 矯正装置の装着(30~60分)

ブラケットタイプは矯正医師により、歯に矯正装置を装着させます。マウスピース型は最初のマウスピースをお渡しします。

STEP6 1カ月に1度の調整(調整費¥6,600)(30分)

3週間~1か月に一度、装置に問題がないか、歯の矯正状況の確認をし、歯のクリーニングを行います。永久歯の場合、20~40回のご来院が必要です。

STEP7 矯正装置の除去(30分)

矯正装置の装着により、歯並びが整いましたら、装置を除去します。

STEP8 保定装置の装着(保定期間)

きれいになった歯並びが元に戻らないように保定装置を装着します。(治療期間とほぼ同様の期間が必要です)基本的に食事と歯磨きをする時以外は装着が必要です。

STEP9 通院完了

お疲れさまでした

矯正治療のリスク・副作用

2018年に改正された厚生労働省の医療広告ガイドラインでは、自費診療に係るリスクや副作用をくわしく情報提供することが求められています。矯正治療には以下の一般的リスク・副作用があることをご理解ください。

① 矯正歯科装置装着後に違和感、不快感、痛みなどが生じることがあります。
一般的には数日間~1、2 週間で慣れてきます。


② 歯の動き方には個人差があります。そのため予想された治療期間が延長する可能性が
あります。

③ 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療に
は患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。

④ 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨き
にくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。
したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらにかかりつけ
歯科医に定期的に受診することが大切です。
また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。

⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることが
あります。

⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。

⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。

⑧ 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。

⑨ 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの顎関節症状が生じることが
あります。

⑩ 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。

⑪ 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。

⑫ 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。

⑬ 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)
の一部が破損する可能性があります。

⑭ 動的治療が終了し装置が外れた後に、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物
(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性が
あります。

⑮ 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや
咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。

⑯ あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。

⑰ 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。
また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。

⑱ 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

マウスピース型矯正装置について

日本矯正歯科学会より以下の見解が出ております。マウスピース矯正については、内容をよくご理解の上、検討されることをお勧めします。

マウスピース型矯正装置による治療に関する見解

①インターネット上で歯科医師が介在しない形でマウスピース型製品が販売され、歯列の改善への有効性を謳うケースが出てきています。矯正歯科治療は、正確な診断や精密な治療計画に立脚して行われるべき医療行為であり、誤ったマウスピース型製品の使用は予期せぬ問題を引き起こす可能性があります。患者自身の独自の判断でこれらの製品を使用し歯の移動を行うことは、歯科医学的にも非常に危険であるため絶対に避けてください。

②マウスピース型矯正装置による治療には、以下の利点・欠点を踏まえた適応症の判断や専門的知識を要することから、大学病院等や学会が認める基本研修期間において十分な矯正歯科領域全般にわたる基本的な教育と臨床的なトレーニングを受けた歯科医師による診察、検査、診断を基に治療を行うことを推奨します。

欠点

●歯の移動量の少ない症例に限られる(軽度の乱杭歯、軽度の歯の空隙、矯正治療後の軽度の後戻り等)

●毎日長時間の装着を必要とし、使用状況によって効果が大きく異なる。

●小児や骨格性要因を含む症例には適さない。

●現在の医療水準で考えれば精密な歯の移動は原則として困難で、満足のいく治療効果が得られない可能性がある。

利点

●他人から見えにくい装置である。

●装置の着脱が簡単で食事や歯磨きがし易い。

●金属アレルギーを有する方も使用できる。

●診療室での治療時間が比較的短い。

マウスピース型矯正装置による治療に関してご不明点があれば、かかりつけ歯科医または日本矯正歯科学会認定医等にご相談されることをお勧めします。

参考資料:公益社団法人 日本矯正歯科学会 アライナー型矯正装置による治療指針

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