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2020-03-05

食いしばり

上下の歯は、自分たちが思っているほど、普段接触していません。接触していない状態が正常で、無意識のうちに食いしばっていると、歯やあごにダメージを与えてしまうのです。

この食いしばりは、TCH(Tooth Contacting Habit)と呼ばれていて、最近の歯科分野では問題視されています。

食いしばりが厄介なのは、寝ている時の歯ぎしりのような状態を想像しがちですが、起きている時も気づかないうちに行ってしまう場合があります。人によって食いしばりの機会は違うのですが、例えば運動している時、パソコン、運転、料理、編み物、絵を描くなど無言で集中している時に起こります。

噛む力は強いので、知らず知らずとは言え、長時間食いしばりが続くと、歯が浮いたり、歯にヒビが入ったり、ひどい場合ですと歯が割れることも。また強く噛み続けることで、口の周りの筋肉も使うことになり、えらが張ったり、首や肩コリの原因、ひどくなると腰痛が出る方もいます。

対策としては、食いしばりしていないか、ご自身が時折確認すること。リラックスが肝心です。夜に歯ぎしりしてしまう方は、ナイトガードをお勧めします。もし食いしばりってしまうような行動がある場合は、昼間の装着も可能です。

食いしばりがある方は、お口の中にも証拠が残っています。歯が磨り減っていたり、舌に歯型がついていたり、お口の中で骨が隆起していたり。歯ぎしりかなと思ったら吉川美南デンタルクリニックへご相談ください。



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