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2020-05-28

タバコのお口への影響

タバコが体に良くないのは皆さんお分かりの通りですね。では、お口の中へはどんな影響があるかご存じですか?

歯周病になると、歯周ボックスに溜まったプラーク(細菌の塊)により歯ぐきが腫れて、出血を起こします。皆さんは、歯を磨いたときに、出血があって病院を訪れるケースが多いんです。

歯ぐきの中は繊細な毛細血管が多数巡らされていて、その血流によって酸素や栄養が運ばれています。ところが、タバコを吸っていると、ニコチンや一酸化炭素の影響で毛細血管が委縮して歯ぐきへの血流が悪くなります。そうすると、歯ぐきも腫れにくく、出血もしにくくなります。

一見良さそうに見えますが、タバコを吸わない人に比べて、歯ぐきの中は深刻な状況で歯周病が悪化している可能性が高くなります。歯周病が起こると体の免疫機能により、細菌の攻撃に対抗するために、栄養や酸素、免疫物質を運ぼうと血流が盛んになります。ですが、タバコを吸っている方は、血流が悪いため、物資が届かず、体の防衛機能が弱まってしまいます。結果歯周病が悪化するというわけです。更に、歯周病菌は酸素がない所を好むので、酸素が送り届けられなければ、余計に活発になり、歯周病が進行するとの報告もあります。

喫煙の悪影響は、歯周病だけでなく、口内炎、口腔がん、歯石沈着、歯の根っこの虫歯、着色、口臭、唾液への影響、味覚の減退、インプラントなどの治療にも影響を及ぼします。

体への影響も大きいですが、ぜひお口の健康のためにも禁煙をおすすめします。

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